「ふたりのロッテ」(ケストナー)
大人が読んでも十分味わい深いものなのです 「ふたりのロッテ」(ケストナー/池田香代子訳) 岩波少年文庫 夏の林間学校で偶然出会ったルイーゼとロッテ。二人はお互いを知らぬまま別々の街で育った双子の姉妹だった。ルイーゼは父親...
大人が読んでも十分味わい深いものなのです 「ふたりのロッテ」(ケストナー/池田香代子訳) 岩波少年文庫 夏の林間学校で偶然出会ったルイーゼとロッテ。二人はお互いを知らぬまま別々の街で育った双子の姉妹だった。ルイーゼは父親...
テーマ別お薦め本8冊File-001 悲喜こもごものクリスマス クリスマスとなりました。欧米の文学作品には、クリスマスを舞台としたものがいくつもあります。日本では単にプレゼントを贈ったりケーキを食べたりする習慣だけなので...
はじめまして、文学。~世界の文学初歩の初歩 海外作品に目を向けると、子どもたちのために書かれた作品が非常に多いことに気付かされます。ルイス・キャロルが「不思議の国のアリス」を著して以来、欧米には児童文学という枠組みがしっ...
どうしてうちにはお金がないのか 「飛ぶ教室」(ケストナー/丘沢静也訳) 光文社古典新訳文庫 マルティンは考えた。 「お父さんお母さんのことが 大好きだし、 ぼくもかわいがられてる。 なのに、いっしょに クリスマ...
自分を変えていく能力をなくしちゃダメなんだ 「飛ぶ教室」(ケストナー/丘沢静也訳) 光文社古典新訳文庫 クリスマス休暇が近づく ギムナジウムでは、 少年たちの創作劇「飛ぶ教室」の 練習が進んでいた。 「飛ぶ教室」は作家...